INSIGHT八洋を知る8つのポイント

自動販売機による清涼飲料販売で、八洋は長年にわたり首都圏におけるリーディングカンパニーの一翼を担ってきました。

そして現在は、自動販売機事業に加えて宅配水事業、コンビニ事業、電気小売事業を展開。社会から必要とされる「生活インフラ企業」として自らを位置付け、暮らしを快適にする地域密着型のビジネスを推し進めています。

中でも事業の原点であり、災害時などいざという時のライフラインにもなり得る自動販売機は、首都圏を中心に約70000台を設置。1日100万本以上の飲料を販売して人々を潤しています。また、2019年にスタートしたコンビニ事業でも、最新鋭の無人決済店舗を含め13の直営店を展開（2023年10月現在）。快適な毎日を支える生活インフラとして役立っています。

社会との関わりを語る上で欠かせないのが、八洋の提唱により1994年からスタートした「ボランティア・ベンダー」と、その発展形である「SDGs推進自販機」です。

ボランティア・ベンダーは、飲料が購入されるごとに自動的に寄付が集まるしくみの募金型自販機で、累計1億6千万円を超える寄付金が各種公益団体の活動を支えています。また、募金型自販機に災害救援やフードロス対策、気候変動対策等を組合せたSDGs推進自販機も、地方自治体や法人を中心に普及が進んでおり、設置先のSDGs推進活動を後押ししています。（詳細は朝日新聞社の情報サイト内の記事「【高校生が取材】究極の環境配慮型自販機がすごい！八洋の「飲んで始める」SDGsとは」をご覧ください。）

そのほか災害時に地域の役に立てるよう、全営業所で合わせて約50万本の飲料水を常時備蓄しています。また、地元小学校でのキャリア教育支援や、行政機関との災害時支援協定の締結、地元催事での本社敷地の開放、各拠点での清掃活動実施、「あしなが育英会」「東京多摩いのちの電話」への協力など、多様な社会貢献活動を継続的に行っています。（詳細は八洋HP「SDGsへの取り組み」をご覧ください。）

誰もが知る一流飲料メーカーと長年にわたる信頼関係を築き、ロケーションに合った自販機を提案してきました。複数台設置の場合も異なるメーカーを設置可能で、また敷地内、インロケーションでは各飲料メーカーの人気商品ばかりを集めたオリジナル自販機を提供することができます。

自販機市場を知り抜いたプロ集団として顧客本位のベストな提案を実現し、八洋独自の存在感につながっています。（詳細は八洋HP「自動販売機の種類」をご覧ください。）

八洋が誕生した1977年当時、自販機業界には現在のような流通システムがまだ十分に確立しておらず、メンテナンスも満足に行わない業者が少なくありませんでした。

私たちはこうした業者と一線を画し、お客様本位のビジネスを展開。ルートセールス社員が担当エリアを定期訪問し、商品管理からメンテナンス、周辺の清掃まで地道な業務を繰り返してきました。

お客様との信頼関係を築き、その積み重ねが増税や新型コロナウイルスなどの厳しい状況も乗り越え、創業から40年以上連続増収という成果に結びつき、わずか8名でスタートした八洋は、半世紀近くの時を経て従業員1600名以上、売上高400億円を超える企業へと発展しました。

事業分野も広がり安定性・成長性を高め、創業50年には売上高500億円を目指しています。

八洋での仕事は自販機のルートセールスと新規設置先の開拓営業が中心です。自動販売機の売上は工夫次第で業績が大きく左右される奥の深さがあります。

例えば学生街、オフィス街、住宅街ではそれぞれ顧客層が異なるため、エリア毎に最適な品揃えの提案力が欠かせません。加えて、季節や商圏に応じた商品構成とサンプル配列の工夫、気候の変化を見据えたHOT/COLDの切替、欠品を出さない適切な補充管理など、個人の創意で売上を伸ばせる奥深さがあります。お得意先様と良好な関係を築くことで、増設や新規設置先の紹介などのチャンスを得ることも少なくありません。

自動販売機のプロとして常に市場の変化を先読みする戦略的な思考と行動が必須であり、業績が上がるほどに自身の成長を実感できるやりがいのある仕事です。

ルートセールス1人ひとりが1日平均2千本の飲料を地域に供給し、社会インフラの一翼を担っています。

働きがいのある職場であり続けるためには、個々のがんばりに報いる仕組みが欠かせません。一人ひとりの努力を見逃さず、頑張った人は公平に評価する。これが約半世紀にわたる事業の発展を支えてきた不変の八洋イズムです。

こうした考えのもと、コロナ禍にあった数年を除いて毎年行われているのがセールスコンテストです。

表彰式では記念品・賞金を授与。上位入賞者は海外研修への参加資格を得ることができ、「これが楽しみで頑張っている」という社員も少なくありません。過去の行き先はオーストラリアやハワイ、ドバイ、アメリカ、韓国など。八洋で頑張ってみたい方は、前もってパスポートを用意するほうがいいかも知れません。

八洋は年功序列でなく実力主義。自らの創意工夫で売上げが伸びたり、提案営業によって新規設置先を開拓したりするなどパフォーマンスの向上が認められると、収入アップと共にキャリアアップすることも可能です。

ただ実力主義と言っても、社員の自律的な取り組みを後押しする社風が根付いているので、ノルマを課したり過大な目標を押し付けたりすることはありません。

そのため若くしてトップセールスを目指したい、いずれリーダーとして組織を率いたいなど、上昇志向の方に最適な環境であるのはもちろんのこと、「少しずつ成長できれば十分…」というマイペース志向の方でも快適に働けます。

さらに将来的には自販機営業だけでなく、コンビニの店舗運営や本社管理部門なども含めた柔軟かつ総合的なキャリアパス構築も視野に入れ、人材活用の幅を広げていきたいと考えています。

八洋ではワークライフバランスの充実を目指し、仕事とプライベートを両立しながら、一人ひとりが生き生きと働ける環境の整備に努めています。

土・日・祝日の休日以外に有給休暇（入社時付与、積立年休制度あり）はもちろん、記念日休暇、そして夏期休暇、年末年始休暇などの連休もあります。

また、職種によって在宅勤務や時差出勤、直行直帰勤務などの制度を柔軟に取り入れています。

産前産後休暇・育児休暇制度はもちろんのこと、育休明けの社員は一定期間、時短制度を活用できます。女性社員だけでなく男性社員も育休を活用し、仕事と育児の両立を実現しています。