サステナビリティ
― 社会との共生
暮らしのお役に立てる「生活インフラ企業」として地域社会と共生していくため、
八洋は環境保全活動や地域に根ざした地道な活動を続けることで社会課題の解決に取り組み、
中長期的な企業価値向上とサステナブルな社会の実現を目指しています。
自販機事業での
環境への取り組み
消費電力量の少ない新型機への交換推進
当社では年間約10%の自動販売機を消費電力量の少ない新型機に交換。これにより2000年から2023年にかけて年間消費電力量は約77%削減し、CO2排出量も20年前と比べ年間で約65,800トン削減しました。削減量は東京ドーム約27個分に相当します。(※当社保有台数を7万台としての試算)
カーボンオフセットベンダーへの置き換え
本社及びすべての営業所で設置している自販機をカーボン・オフセットベンダー(CO2ゼロ自販機)に置き換えました。これにより対象自販機から排出されるCO2を実質ゼロ化し、東北地方の森林保護に役立てています。直近の3年間ではCO2排出量126トンをオフセットしました。

CO2排出量の少ないルート車両への入れ替え
2037年度までにすべてのルート車両をCO2排出量の少ない新車両へ交換します。交換により約35万トン(東京ドーム130個分)のCO2が削減されることになります。
配送ルートの最適化等により走行距離とCO2排出量を削減
地図アプリの活用による配送ルートの最適化、自販機の大型化による訪問頻度の効率化等によりルート車両の年間走行距離を1台当たり3年で約40%、CO2の排出量を1年で約46%削減することができました。
気候変動への対応
太陽光発電システムの導入
2015年より本社と一部の営業所で太陽光発電システムを導入。自社用電源の一部として活用することで年間約10万トン、この10年間で約100万トンのCO2を削減しています。

事業所の照明をLED化
20の事業所の蛍光灯及び水銀灯をLED照明に交換。これにより、年間の消費電力量が2021年から2024年の3年間で約70%削減。CO2排出量は261トンから73トンに削減されました。
電子化促進によるペーパーレス化の推進
社内用文書や資料を紙から電子データへ移行するペーパーレス化を積極的に推進。これにより森林資源の保護はもちろんのこと、業務の効率化によるワークライフバランスの向上、業務コストの削減、セキュリティ向上などにつなげています。
地域社会へのサポート
災害時に飲料を供給できる体制を各地で整備(災害協定)
[生活インフラ企業」として災害発生時に地域のお役に立てるよう、すべての営業所で飲料水を常時備蓄しているほか、各自治体の依頼に応じて必要な飲料水を供給できる体制を整えています(災害協定の締結)。

災害時の施設提供等に関する協定を警察署・消防署と締結
首都直下地震など大規模災害によって庁舎が使用不能となった際、代替施設や清涼飲料等を提供する協定を牛込警察署と締結。同じく災害時に第一線で活躍する消防部隊に飲料水を供給する協定を牛込消防署、千住消防署と締結しています。

各地域でSDGsの推進を支援するパートナーとして登録
当社の活動エリアにおいて自治体との連携を深めつつ、各地域でのSDGsの達成や地域課題の解決に向けた取り組みをサポートするため、「SDGsパートナー」としての登録を各地域で進めています。

社会貢献につながる募金型自販機の設置を各地で推進
売上の一部が寄付金となり社会貢献につながる募金型自販機(SDGs推進自販機/ボランティア・ベンダー)の設置を各自治体で推進。福祉や環境保護、国際貢献などの分野で活動中の各種公益団体をサポートしています。

子どもたちの3育(知育・徳育・体育)の環境整備を支援
家庭の事情で塾に通えない児童・学生のために、食事付き個別指導型無料塾や食事付き無料自習室などを提供しているNPO法人維新隊ユネスコクラブを継続的に支援しています。

社会課題の解決に努める各種団体への寄付を長年継続
自殺予防の相談などを行う「東京多摩いのちの電話」、心臓病の子どもたちを支援する「あけみちゃん基金」、苦しい状況にある子どもたちを支援する「あしなが育英会」など、複数の団体への寄付を長年続けています。

地域の安全維持や被害者支援等に対し警視庁より感謝状
牛込警察署との災害協定を含む地域の安全安心の維持向上への協力と、ボランティア・ベンダーを通じての長年にわたる犯罪被害者支援活動に対し、それぞれ警視庁から個別に感謝状を贈呈されました。

「防犯まちづくり」による地域の見守りに協力
埼玉県・埼玉県警と「防犯まちづくりに関する協定」を締結。街頭犯罪や侵入盗などの犯罪防止に協力しています。また、全車両に搭載中のドライブレコーダーを活用した防犯協力体制づくりも進めています。

地域住民とのふれあい
複数の地域で定期的に清掃活動を実施
地域の生活インフラを支える企業としての自覚を日々新たにし、かつ長年各地域で事業を継続できていることへの感謝の想いを込め、本社周辺及び各営業所において定期的に清掃活動を行っております。

子どもたちの体験型学習を継続的にサポート
地元の小学校が毎年複数回行っている「職業学習」に全面協力。興味津々の子どもたちからは毎回熱心に質問が飛び交い、社員たちもやりがいを感じながら楽しく授業を行っています。

毎年の祭事で地域住民に本社敷地を開放
新宿区東五軒町で毎年秋に開催される町内会例祭や、節分に行われる町内会餅つき大会などで積極的に本社敷地を開放。地域振興とコミュニティの活性化に協力しています。

足立区の「学校で朝ごはん」「貧困対策」に協力
足立区の小学校で行われている「学校で朝ごはん」事業の運営費を全額提供しているほか、「あだち協働・協創パートナー基金」内の子どもの貧困対策枠に寄付を継続的に行い、子ども食堂などの活動を支援しています。

